嘔吐が発生したときの初動対応と感染拡大防止
園児に嘔吐が発生したとき、本人の状態確認と感染を広げないための初動対応が同時に求められます。基本の流れと準備しておきたいことを整理します。
更新: 2025年12月5日約6分最終確認: 2026年1月10日
園児が嘔吐したときは、本人の状態を確認しながら、感染を広げないための初期対応も同時に求められます。ここでは、嘔吐が発生したときにまず確認したいことと、感染拡大を防ぐための基本的な考え方を整理します。
この記事で分かること
- 嘔吐が発生した直後に確認したい項目
- 感染を広げないために準備しておきたいこと
- 保護者への連絡や園内共有のポイント
まず確認したいこと
本人の状態
- 意識の状態、顔色、ぐったりしていないか
- 嘔吐を繰り返していないか
- 水分がとれているか
- 腹痛や発熱などほかの症状がないか
状況の確認
- いつ、どこで嘔吐したか
- 直前の食事や活動の様子
- 同様の症状がある園児が他にいないか
現場で確認したいポイント
- 嘔吐物の処理に必要な物品(使い捨て手袋、マスク、ペーパー、消毒液など)をあらかじめ準備しておく
- 処理の手順を園の手順・ガイドラインに沿って決めておき、職員間で共有する
- 同時期に複数の園児に症状が見られる場合は、園全体で情報を共有する
ご注意ください
嘔吐の原因が感染性かどうかを園の中で断定することはできません。処理や対応は、園の手順や自治体・関係機関のガイドラインに沿って行ってください。
保護者への連絡で伝えたいこと
- いつ、どのような状況で嘔吐したか
- その後の水分摂取や様子
- 園での対応と、今後の登園に関する園の基準
緊急時の対応について
嘔吐を繰り返す、ぐったりしている、血液が混じっている等、ふだんと大きく異なる様子が見られる場合は、園の手順に従い、医療機関や救急へ速やかに連絡してください。
まとめ
嘔吐への対応では、本人の状態確認と、感染を広げないための初動対応を同時に進めることが大切です。物品や手順をあらかじめ準備し、園全体で情報を共有できる体制を整えておきましょう。
医療情報に関するご注意
PICBOの情報は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療を代替するものではありません。園のマニュアル、嘱託医・園医、自治体、医療機関等の指示を優先してください。
参考文献・公的情報源
- 保育所における感染症対策ガイドライン公的情報源
こども家庭庁・参照日: 2025年9月10日
更新履歴
- 感染拡大防止のための準備物・手順に関する記載を追記しました。
- 記事を公開しました。
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発熱時の初動対応チェックリスト
園児が発熱したときに確認すべき項目を、順番に沿ってまとめたチェックリストです。新任の方の引き継ぎにも使えます。