保健指導 骨のはなし<5歳児> | PICBO

保健指導 骨のはなし<5歳児>

スポンサーリンク
スポンサーリンク

私たちの体は、206個の骨で支えられています。骨は、体を動かす、臓器を守る、血液を作るなど、様々な役割を果たす重要な器官です。しかし、近年、子どもたちの骨の健康が低下していることが懸念されています。

子どもたちの骨の健康が低下している理由は、食生活の変化や運動不足などが挙げられます。現代の子どもたちは、カルシウムやビタミンDなどの骨の形成に必要な栄養素が不足しがちです。また、ゲームやスマートフォンなどの普及により、運動量が減少しています。

骨の健康を守るためには、幼い頃から骨の大切さを知り、適切な生活習慣を身につけることが重要です。そのためには、園や学校での保健指導が重要な役割を果たします。

「骨の話」は、子どもたちに骨の役割や働き、骨を丈夫にする方法などをわかりやすく伝える保健指導です。骨の健康に関する知識を身につけることで、子どもたちは将来、骨粗しょう症などの骨の病気の予防につながる生活習慣を身につけることができます。

効果的な「骨の話」を行うためには、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。保健指導計画書には、指導テーマ、ねらい、対象年齢、指導内容、指導方法、評価方法などを具体的に記載する必要があります。

スポンサーリンク

「骨の話」のポイント

  • 子どもたちの興味関心を引き出す
  • わかりやすく、楽しく学べる内容にする
  • 実際に触ったり、動かしたりできるアクティビティを取り入れる
  • 骨の大切さを実感できるような体験を提供する

指導テーマ

骨の話

指導時間

30分

ねらい

骨の大切さを知り、健康な生活を送る

対象年齢

4・5歳児

指導内容

1. 導入(5分)

  • パネルを使って、骨の役割や働きについてクイズ形式で紹介する。
  • 子どもたちの興味を引き出し、積極的に参加できるような雰囲気を作る。

保育者の動き・配慮

  • 子どもたちの反応を見ながら、ゆっくりとわかりやすく説明する。
  • 難しい言葉は避け、子どもたちの理解度に合わせた言い方に言い換える。

2. 骨の役割(10分)

  • パネルを使って、骨が体を守る役割や体を動かす役割について説明する。
  • 骨の模型やレントゲン写真などを使い、実際に触って観察できるようにする。

保育者の動き・配慮

  • 子どもたちが実際に触って観察することで、骨の役割をより深く理解できるようにする。
  • 子どもたちの質問には丁寧に答え、理解を深める。

3. 骨を丈夫にする方法(10分)

  • パネルを使って、骨を丈夫にするための食事や運動について説明する。
  • カルシウムやビタミンDを含む食品や、骨に良い運動を具体的に紹介する。

保育者の動き・配慮

  • 子どもたちの興味関心に合わせた具体的な例を挙げる。
  • 絵や写真などを活用して、わかりやすく説明する。
  • 歌やダンスを取り入れることで、楽しく学ぶことができるようにする。

4. まとめ(5分)

  • 骨の大切さを改めて伝え、健康な生活を送るための習慣を身につけるように促す。
  • 子どもたちの感想や質問を聞く。

保育者の動き・配慮

  • 子どもたちの発言を積極的に聞き、個々の意見を尊重する。
  • まとめの言葉を伝え、子どもたちの理解を深める。

イメージ

  • パネルや模型、写真などを効果的に使用し、視覚的にわかりやすく説明する。
  • 子どもたちが実際に触ったり、動かしたりできるアクティビティを取り入れる。
  • 明るく楽しい雰囲気で、子どもたちが積極的に参加できるような指導を行う。

その他

  • 時間や子どもの様子に合わせて、内容を調整する。
5歳児保健指導
スポンサーリンク
保育園看護師のための情報サイト「PICBO」をフォローする
タイトルとURLをコピーしました