脳のはなし|5歳児の保健指導
5歳児に、脳が体や気持ちをコントロールする働きを知り、頭を打ったときはすぐ伝える大切さを育てる保健指導案です。
- 対象年齢
- 5歳児
- 所要時間
- 約15分
- テーマ
- からだ
ねらい
- 脳の働きを知る
- 頭を大切にする気持ちと、頭を打ったときにすぐ伝える習慣を身につける
準備物
- 脳の位置が分かるイラスト
- 手鏡
指導前の準備
脳の位置が分かるイラストを子どもが見やすい位置に用意します。頭部を打った際の園の対応手順(経過観察の方法など)を事前に確認しておきます。
- 脳の位置が分かるイラストを用意する
- 頭部を打った際の対応手順を、園のマニュアルで確認しておく
導入
「からだに『動いて』ってお願いしているところはどこだろう?」と問いかけ、頭の中にある脳の存在に気づけるようにします。
指導の流れ
時間の目安・指導内容・子どもへの声かけ・注意点を、順番に確認できます。
ステップ1: 脳の働きを伝える
イラストを使って、脳が体や気持ちをコントロールしていることをやさしく伝える。
ステップ2: 頭を打ったときの伝え方を確認する
頭を強く打ったときは、すぐに保育者に伝えることを確認する。
声かけ
「頭をぶつけたら、大丈夫そうでも教えてね」
ステップ3: 「伝える」ことの大切さを繰り返す
「大丈夫そうでも伝える」ことの大切さを、やさしい言葉で繰り返す。
声かけ
「痛くなくても、教えてくれると嬉しいな」
ステップ4: 頭を守る生活を振り返る
頭を守るための生活の場面(遊具の使い方など)を一緒に振り返る。
声かけ
「頭を守って遊べているね」
子どもへの声かけ
そのまま読み上げられる声かけの例です。
「からだに「動いて」ってお願いしているところはどこだろう?」
「頭をぶつけたら、大丈夫そうでも教えてね」
「痛くなくても、教えてくれると嬉しいな」
注意点
特に注意
頭部の衝撃は時間が経ってから様子が変わることがあるため、指導後も日常の観察につなげる
- 子ども自身に医学的な判断をさせるものではなく、「伝える」ことを目的とした指導にとどめる
- 「脳の10%しか使っていない」「特定の食品やトレーニングで頭が良くなる」など、科学的根拠のない表現は使わない
保護者への伝え方
頭を打ったときはすぐに伝えるよう指導している内容を共有し、家庭でも同じ様に伝えてもらえるよう案内する。
本日は、脳の働きについての保健指導を行いました。園では、頭を強く打ったときは大丈夫そうでもすぐに伝えることを一緒に確認しています。ご家庭でも、頭を打った際は様子を見守っていただけると安心です。
この記事で分かること
脳の働き
頭を打ったときに「伝える」習慣
ご注意ください
/planning10/(からだの機能)との関連
まとめ
保健指導の内容に関するご注意
参考文献・公的情報源
- 子どもの頭部外傷に関する情報公的情報源
厚生労働省
更新履歴
- 記事を公開しました。
公開日: 2026年2月10日・最終更新日: 2026年2月10日