保健指導 眼のはなし<5歳児> | PICBO

保健指導 眼のはなし<5歳児>

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早期発見と治療の重要性

子どもの視力は生後から発達していきますが、屈折異常や斜視などの要因によって発達が阻害されることがあります。これが弱視と呼ばれる状態で、視力が低下し、眼鏡やコンタクトレンズでも矯正が難しい状態です。弱視は6歳頃までに治療を行わなければ、生涯にわたって視力は改善されません。そのため、保育園や幼稚園、そして就学時における視力検査は、弱視を早期に発見し、治療につなげるために非常に重要な役割を果たしています。

視力検査の目的は、子どもの視力の問題を早期に発見することです。視力検査は裸眼視力を測定し、眼鏡やコンタクトレンズを使用している場合でも、日常生活での視力状態を把握することができます。視力検査では、0.3、0.7、1.0の3つの視力基準に基づいて判定されます。保育園や幼稚園、そして就学時の健康診断における視力検査は、スクリーニングの役割を果たし、最終診断ではありません。

保育園での視力検査は、子どもたちの健康管理に欠かせません。早期の弱視治療は、視力の発達と成長に重要な影響を与えます。視力の問題を早期に発見し、適切な治療を行うことで、子どもたちは健康な視力を維持し、学習や日常生活を十分に楽しむことができます。

保育園看護師として視力検査の重要性を理解し、子どもたちの視力の健康管理に貢献していき、保護者とのコミュニケーションを通じて、視力検査の結果を適切に伝え、必要なサポートを行うことが大切です。

行事名

「目」のはなし

参加クラス

3.4.5歳児

ねらい

・眼を大切にするために気を付けることを知る。
・眼科健診、視力検査を受ける意欲を持つ。

計画内容

・眼の話をする。
・視力検査について説明をする。

準備物

・説明用のパネル

保育者の動き・配慮

1.眼についての指導をすることを伝える。
2.紙芝居を読む。
3.視力検査について説明する。
・眼がどのくらい見えているか検査をすること。
・視力検査の受け方
・ランドルト環や斜眼子など検査に使うものを実際に見せて、検査の見通しを持たせる。
4.紙芝居の中で伝えた眼を元気にする方法について再度確認する。
5.後日、視力検査を行う。
※ランドルト環を用いての視力検査が難しい場合は、◯✖️△を使用する。
※ディスポ斜眼子では無い場合は、一人一人必ずアルコール綿で拭く。

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