3~4歳児への保健指導では、歯磨きの重要性を理解し、正しい歯磨きの習慣を身につけることが焦点です。この年齢の子どもたちは、歯の発育が進む時期であり、健康な歯の基礎を築く大切な時期でもあります。
歯磨き指導のポイント
保育園の看護師として、この大切な時期に子どもたちに歯磨きの重要性を教え、正しい磨き方を身につけさせることが求められます。
1.楽しさを取り入れる
歯磨きは楽しさとポジティブな経験と結びつけることが大切です。
可愛らしいキャラクターや歌を使って、子どもたちに喜びを感じさせましょう。
2.手本を示す
子どもは大人の真似して学びます。
歯磨きの手本を見せ、一緒に行うことで、正しい歯みがきのやり方を覚えます。
3.個別アプローチ
子どもの成長発達は一人ひとり異なります。
歯磨きが苦手な子には特に丁寧にアプローチし、個別のサポートを提供しましょう。
4.保護者との連携
歯磨きの大切さを保護者にも共有し、家庭でも同じ指導が行われるよう協力を仰ぎます。
看護師の役割
看護師はクラス担任との連携を密にし、子どもたちの歯磨きの状況を定期的に確認し、歯磨きができていない子どもには、理解を示し、積極的にサポートを提供します。また、保護者へのフィードバックや家庭での歯磨きのアドバイスも欠かしません。
歯磨き指導を通して、子どもたちが健康な歯を育む習慣を身につけられるよう、支援していくことが大切です。
保健指導
行事名
歯磨き指導
参加クラス
3,4歳児
ねらい
・歯磨きの大切さを知る
・乳歯と永久歯の違いについて知る。
計画内容
歯磨きの大切さや永久歯についての話をする。
準備物
パネルシアター
保育者の動き・配慮
- 今日は、歯磨きの方法と大切さについての指導をすることを伝える。
- パネルシアターを使用して歯磨きの大切さについて話す。
- 乳歯と永久歯の話をする。
- 歯を磨く時の注意点を確認する。
*必ず座って歯を磨く - 歯ブラシの交換時期の確認をする。
*歯ブラシを後ろから見て毛先が飛び出してきたら、交換が必要。