鼻のかみ方|3歳児の保健指導
3歳児に、鼻水が出たときの対応と、鼻を片方ずつやさしくかむ方法を伝える保健指導案です。ねらいから準備物、指導の流れ、子どもへの声かけ、注意点までまとめています。
- 対象年齢
- 3歳児
- おすすめ時期
- 11月頃
- テーマ
- 目・耳・鼻
ねらい
- 鼻水が出たときに、自分で鼻をかもうとする気持ちをもつ
- 左右の鼻を片方ずつ、やさしくかむ方法を知る
準備物
- 指導用パネル
指導前の準備
当日の流れと役割分担を、事前に保育士と打ち合わせておきます。指導用パネルを準備し、子どもが落ち着いて取り組める環境を整えます。
- 指導用パネルを、子どもが見やすい位置に用意する
- 子どもが自分の席に落ち着いて座れるよう、場所を整える
- 鼻水や体調が気になる子がいないか、事前に確認しておく
導入
はじめに「鼻水が出たとき、みんなはどうしているかな?」と問いかけ、子ども自身に考えてもらう時間をつくります。そのうえで、鼻をかむとすっきりすること、鼻をかむのは大切なことだと、やさしい言葉で伝えます。
指導の流れ
時間の目安・指導内容・子どもへの声かけ・注意点を、順番に確認できます。
ステップ1: 着席・導入
子どもが自分の席に座り、全員が座ったことを確認してから始める。
ステップ2: 鼻をかむ大切さを伝える
鼻水が出たままにせず、鼻をかむとすっきりすることを、やさしい言葉で伝える。
声かけ
「鼻水が出たら、どうしたらいいと思う?」
ステップ3: かみ方を説明・実演する
指導用パネルを使いながら、鼻のかみ方を保育者が実演して見せる。
ステップ4: 片方ずつかむことを伝える
片方の鼻を軽く押さえ、反対側から静かに息を出すように、左右を片方ずつ行うことを伝える。
声かけ
「片方ずつ、そーっとやってみようね」
ステップ5: やさしく行うことを伝える
強く吹き出すのではなく、静かにやさしくかむことを伝える。
- 一度に両方の鼻を強くかませない
ステップ6: 必要な子どもを援助する
うまくかめない子どもには、保育者がティッシュで拭き取るなど、無理のない範囲で援助する。
- うまくできない子どもに無理に行わせない
子どもへの声かけ
そのまま読み上げられる声かけの例です。
「鼻水が出たときは、どうしたらいいかな?」
「片方ずつ、そーっとかんでみようね」
「強くかまなくて大丈夫だよ」
注意点
特に注意
耳の痛みなど気になる様子があるときは無理に続けず、家庭や医療機関への相談を案内する
- 左右の鼻を同時に強くかませない
- 片方ずつ、静かにかむことを繰り返し伝える
- うまくかめない子どもに無理に行わせず、保育者が援助する
年齢別のポイント
- 短い言葉で、ゆっくり伝える
- 説明よりも実演を中心にする
- できない場合は、保育者が無理のない範囲で援助する
保護者への伝え方
園で鼻のかみ方を伝えたことを共有し、家庭でも「片方ずつ、やさしく」を同じ言葉で声かけしてもらえるようにお願いします。
本日、鼻のかみ方についての保健指導を行いました。園では、片方ずつ、やさしくかむ練習をしています。ご家庭でも、無理のない範囲で一緒に確認していただけると、少しずつ習慣づいていきます。
鼻の役割
鼻水が出るのはどうして?
正しい鼻のかみ方
- 口を閉じて、片方の鼻を軽く押さえる
- 押さえていない側から、静かに息を出す
- 反対側も同じように、片方ずつ行う
- 一度に両方の鼻を強くかまない
ご注意ください
家庭でも続けられるように
保健指導の内容に関するご注意
参考文献・公的情報源
- 幼児の鼻副鼻腔炎
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
- 保育所における感染症対策ガイドライン公的情報源
こども家庭庁
更新履歴
- 内容を見直し、PICBO標準フォーマットに沿って構成を整理しました。
- 記事を公開しました。
公開日: 2021年12月2日・最終更新日: 2024年5月14日